メッセージの引用スタイルを変更する
Thunderbirdを初めてお使いの方(特にOutlook ExpressやWindows メールからの乗り換え組)が不満に思うことの一つに、メッセージに返信しようとしたときの引用フォーマットの問題が挙げられます。具体的には、元のメッセージを選択し「返信」ボタンをクリックすると
(送信者の名前) wrote: > メッセージ ...
とか、
(送信者の名前) さんは書きました: > メッセージ ...
という、何とも味気ないフォーマットが表示されます。どうせだったら、
-------- Original Message -------- Subject: Test Message From: Sender To: Recipient Date: 2010/02/02 02:02 > メッセージ ...
のように、元のメッセージのタイトルとか送信日時、メールアドレスなどを表示しておきたいものですね。今回は、これを実現するアドオンを紹介します。
動作確認環境
Thunderbird Ver 3.0.3
アドオンの導入
インストール
今回はChange quote and reply formatを導入します。このページにアクセスし、画面最下部の「Download Change_quote_and_reply_format」のリンクを右クリックし、「名前を付けてリンク先を保存」(Firefox) とか「対象をファイルに保存」(Internet Explorer) をクリックするとアドオンがダウンロードできます。ファイルを適当なフォルダに保存してください。
次に、Thunderbirdのメニューより「ツール」→「アドオン」をクリックし、「アドオン」ダイアログを表示させます。ダイアログ左下の「インストール」をクリックし、今ダウンロードしたファイルを選択してください。後は指示通り。
設定
Thunderbird の再起動を済ませたら、先程の「アドオン」ダイアログから Change quote and reply format を選択し、「設定」ボタンを押します。「返信ヘッダ」タブの「返信ヘッダの拡張」を選択してOKボタンを押せば、設定は完了です。
適当なメッセージを選んで「返信」ボタンを押してみてください。これなら格好がつきますね。(^^